低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

キリがないといいながらも食品添加物を気にしている

マギー 化学調味料無添加コンソメ 18本入り

マギー 化学調味料無添加コンソメ 18本入り

最近、家族のひとりが添加物を気にするようになったので
わたしもつられて食品の原料表示を気にするようになりました。。。
(過剰に反応しているわけではないのですが…)

しかしスーパーで買い物をすると
手に取るものほとんどに添加物が使われているので
比較的添加物の少ない商品を選ぶのにも疲れます。

何より厄介なのが添加物推奨派(?)の存在。
添加物について細々と気にしているとそういう態度に腹を立てるひとがいますね。
過剰に騒ぎ立てずスマートに添加物を避けていく歩き方が大切です。
家の中で対立する考え方の人たちがいると
双方を立てつつ肝心なところに触れずの距離感が必要です。

こういうとき、わたしはいつも「草枕」の冒頭を思い出さずにはいられません。。
草枕 (新潮文庫)

 智ちに働けば角かどが立つ。情じょうに棹さおさせば流される。意地を通とおせば窮屈きゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい。

わたしは別に多少の添加物を取るくらいは大丈夫かな〜と思うんです。
ただ、同時にこうも思っています。
「たぶん大丈夫だろう」と口にするのは
食品を開発した人たちのことを自動的に信用してしまっているだけで、
本当に安心できるものなのかどうかについては考えないようにしているんだと。

だって料理をしているとわかるじゃないですか。
加工品と手作りのおかずについて比べたとき、
再現できない味や色や食感があることに不思議を感じてもおかしくないじゃないですか…。


「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物

「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物

↑こういうのに自分が常用しているものが書かれていると一喜一憂しますね。