こんにちは、嘉村 朗です。
のんびりと旅の話を更新していこうと思います。
高野山へは大阪の南海線なんば駅から約1時間50分ほどで到着しました。
高野山は本当に山の奥になるのですが、高野町は山上の宗教都市と言われるとおりとても整備が整った道路や立派で大きな寺院がたくさん立ち並ぶ町になっていてとても驚きました。
のちにお菓子屋さんの女性に聞いたのですが、冬は閑散期だそうです。そのためあまり人を見かけませんでした。ケーブルカーで見かけたのはわたしと同じように一人で訪れている人ばかりでした。
この日は小ぶりの雨。
山は静かで雨の音だけが聞こえます。
濃霧は右から左へサーッと流れて映画のワンシーンのようでした。
当ブログでは高野山や金剛峯寺の詳細を書きませんが、気になるかたは是非金剛峯寺のカッコイイHPをご参照ください!
綺麗な写真と解説が満載です。↓↓
金剛峯寺の中はとても広く、他に人もおらず、ゆっくり見学させてもらうことができました。
蛇腹路から金剛峯寺の入り口近くにある「六時の鐘」を見た様子。
この時の鐘は18時から22時まで偶数時に鳴らされるそうです。
夜に布団に入ってゴーン…と鳴るのを聞こえました。「こんなに寒い中、誰が突いているのかなあ」と思っていたら、どうも自動で鐘を鳴らしているようです(^^)
蛇腹路を歩いていると女性の僧侶らしきかたとすれ違いました。そしてまたわたし一人に……。
金剛峯寺から蛇腹路を進むと壇上伽藍のある場所へ出ます。
この道を歩いていると、どこからともなく不思議な音楽のような音が霧の中から聞こえてきました。
屋根のてっぺんにある突き出したもの(相輪というらしい)からぶら下がる鎖と小さい鐘が音を出しているようだと気が付きました。
わりとしっかりした風が吹くと、霧の流れといっしょに空の中からキランキランキラン……という儚いバラバラの音楽のような音が聞こえてくるんです。
この音を聞くととても神秘的で不思議な気持ちになりました。
つづく