わたしがこれまで会った人の中に「生きてるだけですごいんだよ！！」とか言ってくる人がいたように思います。
誰だか覚えてはいませんが、おそらく学校の先生でしょう。
その頃は「命は大切に」とでも言いたいのかな〜ふーん。お決まりのフレーズですね。（←性格悪い）
くらいにしか受け取ることができませんでしたが、
そういう「生きてるだけですごい」ことを知ってしまった人というのはたぶん、
早く死んで何もかも終わりにしてしまいたいな〜とか
本気で感じたことがある人なのかもしれません。。。
自分の軟弱さ、無力さを知ってしまった人なのかもしれません。。
生きるのってこんなに大変で辛くて絶望的なのに
自分の周りのひとは何も心配事などないように振舞って毎日生きている…。
みんなすごいなー…（はあ…）
生きてる人すげーな〜〜（ふう…）
…そんな経験をしてしまったのかもしれません。
そう思ったとき、かつてわたしの周りにいた大人たちのすごさが
初めてわかるような気がしました。。。
学校に通っていた頃のわたしは
学校の先生たちを「血の通うひとりの人間」だとわかっていませんでしたし。
先生にも帰るお家があって、夢中になる趣味があったり、
疲れたり嫌なことがあったり頑張ったりしながら生きているということを少しも想像できませんでした。
わたしに「生きてるだけですごいんだよ！！」と言ってきた人は
いま、元気に生きているでしょうか…。
わたしはそれが誰だったのかを覚えていませんが
楽しい気分で生きていたらいいな〜とぼんやり思うのでしたまる。
