低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

ラジオの感想

たまたま柴門ふみ先生がラジオにゲスト出演しているところに遭遇し、なんとなく聞いていたのですがそれがとても面白くて2週連続で聞いてしまいました。

恋愛で「二人がわかり合える」なんてほんの一瞬のことであり、しかもそれはただの勘違いでしかないんだと話していたところなど非常に響きました。

あとはサイモンとガーファンクルの曲を聞いた時に感じた気持ちを自分の作品の読者にも呼び起こせるように漫画を描いているみたいなニュアンスのことを話していたと思うのですが、それも非常にわたしの体感に近いものを(勝手に)感じて感動しました。

先生の話は他にもハッとすることが多く、名前を知っていてもエッセイや漫画を読んだことがなかったので是非読まなくては…!という気持ちになりました。


それにしてもパーソナリティのおじさんは「ちゃんと柴門先生の話を聞いていたのかな?」と疑問に思うような感想を残して番組を締めたので、肩書がしっかりしている年寄りでも他人のメッセージのわかって欲しいポイントを掴むのは難しいのだなーと思ったのでしたまる。