こんにちは、嘉村 朗です。
しばらく美容院に行っていないうえに運動不足でヒドイみてくれです…!/(^o^)\
元はブラックウルフスタイルだったのですが、それが伸びて悪い意味で野生なウルフに……。
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引越ししてから地味に片付かない部分が残っています。
引越しを機にかなり物を選別したのに、それでも中途半端に収納できないものがあったり、持て余している物があります。何なのでしょうね。
物を捨てることって憂鬱です。
ゴミが自分の前からいなくなればスッキリするかもしれないけれど、ゴミ自体はこの世からなくなるわけじゃないということや自治体の集積所に大量に集まったゴミすらほんの一部でしかない現実になんとも言えない罪悪感を感じてしまう自分を責めてしまいます。
だから必要のないものや管理ができないものを持たないようにしています。
しかし漫画家もモノ作りをする側の人間。生産しそれを広めることの一端を担っているのでジレンマに駆られます。
生産、頒布、流通、交流などを止めることは良いことではない気がします。
本当に必要なものだけを生産しようというのも正しいとは思えません。(クズみたいな生産物の山のほんの一握りが奇跡的に価値ある作品になるという構造上、どれだけクズを生産できるかが奇跡と出会うための鍵だからです。)
そんなふうに悩んでいるとカレが「収納スペースは空いているんだから、とりあえずしまっておけば?」と至極当然の口調で言うのでハッとしました。
「目の前の仕分けを保留にしてもいいのか……」と。
とりあえず押入れにしまっておこうと思います。
思い出よ。原稿用紙よ。使わないけれどわたしの大事な一部たちよ。