低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

気がついてしまうこと自体が「自分」を教えてくれている

何かに「気がつける」こと。

 

自分の中にそれがあるから、一瞬でわかるし気がつく。

 

 

 

わたしは掃除が好きだから、誰かが掃除した形跡にすぐ気がつける。

 

夏の終わりの季節、落ち葉のない場所は掃いてきれいにしてくれた人が絶対いたんだと思える。風でたまたまきれいになっているのと、掃いてきれいにしたのは違うって知っているから。

どこのどなたか存じませんが、「ありがとう、あなたに良いことがありますように」とか祈ってみる。

 

 

自分の中にあるものは一瞬で気がついてしまう。

頭を使わなくてもわかってしまう。

 

人の嫌なところが見えてしまうのも同じで、自分の中に同じ考え方や感性がすでに備わっているから気がついてしまうのだろう。

 

そういう、嫌なやつだけど、自分の一面を教えてくれている人や物にどうしたら感謝できるだろう。