低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

ストーリーが欠けている

投稿先から評価シートが届きました。
「話の内容が薄い」ことが問題のようです。。。

つまり、ストーリーに魅力がない。

わたし自身があらゆる作品(漫画だけでなく小説とか映画とかも含めて)に対して、
「このストーリーに感動した!!」とか
「ストーリーが素晴らしい!!」という感想を持つことがないんですよねー・・・
たぶんそれが原因のような気がします。

もしくは、「ストーリー」が何なのかわかっていない。

わたしがストーリーに心揺るがないとしても、
読者はストーリーラインに沿って登場人物の心情を自らの中に形成し、
登場人物にシンクロしたり、応援したり、反感を持ったり、
情動を呼び起こされたりしているんですよね。

わたしだって、本当は無意識にストーリーの流れや構成の巧みさによって
感動しているはずなんです。
だけど、その感覚がわからない。

ストーリーの意味とか、ストーリーが人に与える影響とか、
ストーリーの基本的構造とか、そういうことを本でたくさん読んでも、
全然わからない何かがある。
わたしがストーリーを理解できていない。

わたしの実現させようとしていることと、
ストーリー作りのセオリーとの間に繋がりを見いだせないような、
二つがズレズレで読者が信号をしっかりキャッチ出来ないような、
そんな状態になってしまっている気がします。。。


今後はストーリーに深みが出るよう集中的に修練していこうと思います。。><
もっともっと、「物語」に身を落としていこうと・・・