自分に向けられた言葉にしろ、そうでない言葉にしろ、ぐるぐると頭の中を囚えて自分の気持ちをモヤモヤさせる言葉がたくさんある。
だけどそういう言葉に自分の集中力を向けている場合ではない。
もっと楽しいこと、素敵なこと、わくわくする方向に注意を向けて全力で立ち向かわなければ、本来やるべきことに集中することができなくなってしまう。
あれもこれもやりたいことが多すぎて時間が足りない。
「周りの声なんか気にするな」というありふれたフレーズを昔の自分は理解することができなかった。
だけど今は、その言葉が質感を伴ってよく理解できるようになった。
「当たり前のこと」や「大事なこと」は簡単な言葉にじつに収斂してしまうのだとわかってから、わたしは少しばかり謙虚になることを覚えた気がする。気をつけたい。