こんにちはー嘉村ですー
以前、「背景の書き方を教えて下さい」というメールをいただきまして、このような企画を考えてみました。
わたし自身、人に教えられるほどの技術も実力もないので、「背景講座」ではなく、「べんきょー会」(←漢字で勉強会だとちょっと固苦しいからもう平仮名でいいよね。)という形をとっていこうと思っています。
■ビジョン
- とりあえず嘉村が背景を描いてみる。(解説もがんばる)
- 反省したりする
- 次回への展望
- だれかコメントでアドバイスください。
みたいな感じでやっていこうと思っています。
第1回とか言っているけど、いつまで続けられるのだろう・・・という不安はありますが、前向きにやっていこうと思います☆
それでは第1回背景べんきょー会はじめまーす(´∀`)ノ
今回は初回ということもあるので、人物抜きの背景をやってみます。
背景は作品の雰囲気やそれぞれのひとの作風にあったものを合わせるとより効果的だと思います。そのような作風と背景の組み合わせ実験みたいなものはまた別の機会にまわします。
< 消失点の取り方がわからない >
背景初心者のわたしはパースを決めるのにも一苦労。どこに消失点を取ればいいのかまったく感覚がつかめません。
そのような場合は写真を使用してみるのが一番だと思います。
↑この素材を使用します。素材はhttp://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070731_public_domain_photos/からお借りしました。
トレースもいいのですが、消失点の位置などの感覚をつかむためにわたしは写真に補助線を入れます。
屋根や壁などまっすぐな部分を定規で延長させてみると、一点に線が集まるところがあります。赤丸で囲んだ部分が消失点です。
この写真の構図は2点透視法なのでもう一方の消失点も探してみましょう。
先ほどと同じようにして写真に延長線を引いていきます。(黄緑色の線)
ここでは屋根の端と端をつなぎ合わせた線を利用しています。
こちら側にも消失点を見つけることができました。(赤丸の中)
多少、延長線がずれて線がキチンと交わらないこともありますが、定規がずれたか建物の角度が他と違う場合だと思うので、そのような場合はあまり神経質になりすぎず、線同士の平均値を消失点と定めればよいと思います。
ここで消失点同士を結ぶと地平線を発見することができます。
↓↓反対側も
水平線の存在することを覚えておけば後々、人物入りの背景を描く時にとても役に立ちます。
■本日の反省とか
なんか初めてだし、説明すんのってすっごく大変ですね。汗汗;;
わたしは専門用語とか特に覚えようとかいう人間ではないので、消失点だの2点透視だの書いているとなぜか反発する気持ちが湧いてきてしまうという・・・
これはイッタイ何に対する反抗心なのだろう・・・?
こんな雑談は置いときまして、反省↓↓
- とりあえず次回はこの素材を実際に線画にして描いてみるか。。。
最後まで見てくれた人、どうもありがとうございました。
早く背景がうまくなりたい。。。
感想、質問、アドバイス等、コメントはお気軽にどうぞ。