自然のなかに、
自然とできあがっている事象のなかに、
すでに「答え」があるのかなと思うようになりました。
水辺で干上がっていた水草の模様を見つけたとき、ゴッホの絵だ!と感じました。
そして、もしかしたらゴッホもこういう水草の干上がった場所を見たのかな……なんて思いました。
わたしは新しいことをゼロから作るのが創作なんだとずっと思い込んでいました。しかしその他にも、自然のなかにあるものや、そこらへんに転がっているものをすくい取って誰かに見せることも創作であり表現なのかもしれません。
友人のヘラジカさんも「自然はそのままでもう美しい!これでいいじゃん!(美しく完全なものがすでにあるのに、人は何をこれ以上求めようというのか)」とよく言うのです。
わざわざ美しいものをゼロから作ろうとしなくてもそこにある。
そこにある美しいものを自分なりにちょっと切り取るだけで面白い。