海外旅行は自分にとって未知なことしか起こりません……!
わたしは何もわかっていなかった。
自分の常識も感覚も勉強したことも全然通用しなかった。
でも、なんとかすることは出来た。
そんな体験をすることが、見知らぬ土地へ行く醍醐味なのだなあと気がついた旅でした。
ですから旅行中のわたしは純粋に楽しいとかウキウキするとかそういう気持ちにはなれず、始終緊張していました。
あらかじめ調べておいたことさえ、実際に体験してみると調子が狂いスムーズに物事が運びませんでした。
日頃勉強していた英語はろくに使いこなせず(笑)、あらかじめ調べておいたATMでお金を下ろそうとしたら使用不可になっていたり(笑)、クレジットカードの暗証番号を打ち間違えて結局現金を使う羽目になったり……。
不甲斐ない自分に打ちひしがれながらも、上海に来てよかったなと思いました。
不安や無力感を感じること、失敗をしたりや恥をかくこと(恥だと思っているのは自分だけなのですが笑)で世の中に対して謙虚になることを学べるのだろうと思いました。
あることに慣れるとついついわかった気になってしまいます。新しく入ってきた人よりもまなじ経験値があるぶん、物事に少し詳しかったり出来ることが多い(ように見える)ので、得意になったり思い上がったりしてしまいます。
そうすると「自分はこのままでいいのだ」と思い込んでしまうような気がして怖いです。そうならないように、新しい体験をしに未知の場所へ赴く必要があるのだと気づきました。
中国はとても広すぎて、上海の街をちょこっと見ただけでは「何も中国のことなんかわからない」ということがわかりました。本当に。
また近々どこかへ取材も兼ねて出掛けようと思っています。